我が家に第一子の娘が誕生しました。
コロナでパパママ学級がなく、わからないことだらけの中ではじめての育児に奮闘している新米ママです。
新生児期は抱っこの仕方をはじめ、すべてが初めて。とにかく些細なことでも悩んで調べて(ときには泣いて)の繰り返しで、2週間健診や1ヶ月健診までの1日1日がとても長く感じられました。
私自身が、同じように新生児の育児に取り組んでいる方の体験談が知りたかったなと思い0〜4週目の一週間ごとにこの記事を書くことにしました。
この記事では生後1週間目に母乳やミルク育児で悩んだこと、産後の豆腐メンタル(マタニティブルー)をどうやって乗り越えたか、2週間健診はどんな感じだったかについてまとめました
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【生後1週間】退院して自宅での育児スタート
産院を5日で退院して自宅での育児がスタート。我が家は夫が1ヶ月の育休を取得してくれました。
とにかくこの時期は体の回復と寝不足解消のため、赤ちゃんの横に布団を敷いて授乳をしたら一緒に寝るサイクル。家事は、いろいろ気になりますが目をつむって夫におまかせしました。
生後1週間目の娘の様子
・1日のほとんどを寝て過ごす
・へその緒がとれる
・布団を蹴飛ばすなど脚の力が強くなる
・少しずつ目が開くように
へその緒がぽろっと取れたときは感動しました!しっかり乾燥させて安産守りが入っていた桐の箱に保管しています。
生後1週間目の授乳・睡眠
・授乳
母乳+ミルク(20〜60ml)× 3時間おき。
母乳8〜12回、ミルク7〜8回。
この時期はミルク=3時間おきを守っていたので、途中で泣いたときは母乳だけあげたりもしていました。授乳がうまくできず片方だけのときも多々。
まだミルクをあげる量がわからず、娘も飲んでいる途中で寝てしまったりするのでミルクの量にもムラがあります。
・睡眠
基本、昼も夜もぐっすり。少しずつお腹が空いたなどの理由でぐずり始める。
生後1週間目の1日のスケジュール
授乳の時間は赤ちゃんしだいでずれてしまうので毎日この時間ではありませんが、1日のスケジュールはこのようになっています。
1:00 | 授乳・ミルク |
4:00 | 授乳・ミルク |
7:00 | 授乳・ミルク カーテンを開けて昼モードにする 朝食(大人) |
10:00 | 授乳・ミルク |
12:00 | 昼食(大人) |
13:00 | 授乳・ミルク |
16:00 | 授乳・ミルク |
19:00 | 沐浴・授乳・ミルク・寝かしつけ カーテンを閉めて夜モードにする |
20:00 | 夕食(大人) |
22:00 | 授乳・ミルク |
23:00 | 就寝(大人) |
まだ母乳が足りないので3時間ごとの授乳後にミルクを足す混合栄養でした。ミルクの量は50ml前後で、娘はほとんどミルクを飲んだら寝るの繰り返し。洗濯や食事の準備は育休中の夫が。私は授乳の合間に睡眠をとったり、ネットで必要な買い物をしたりなるべく動かずに過ごしていました。
赤ちゃんは最初昼夜が逆転しているそうなので、昼と夜の区別をつけさせるために朝7時にカーテンを開けて、夜19時前後の沐浴が終わった頃にカーテンを閉めるようにしていました。
夜の寝かしつけルーティンづくりも意識して、沐浴〜授乳〜寝かしつけの流れもはじめました
夫に教えるのがまず大変!
夫に赤ちゃんのお世話のしかたを少しずつ教えていったのですが、コロナでパパママ学級がなかったため夫もすべてがはじめて。抱っこのしかたやミルクのあげかたなどひとつひとつ教えていくことに。
私も入院中にはじめて教わったことを、覚えて間もない状態で教えるのは不安でいっぱい。
夫の抱っこのしかたがなんだかあぶなっかしいと思いつつどこが変なのかわからずひやひやしながら見守るなど、自分のことでもいっぱいいっぱいなのに落ち着かない日々でした。
退院してから旦那さんに育児も家事も教えるのは大変なので、事前に育児の予習をしてもらう、家事はひととおりできるようにしてもらうといった準備ができたらよかったです。
母乳とミルク足りてる?とにかく悩んで泣いた日々
授乳がうまくできず毎日プレッシャー
私は片方の胸が仮性陥没乳頭のため授乳がうまくいっていませんでした。
うまく吸えないので赤ちゃんもギャン泣き、成功したのは3割程度でした。
とにかくこの時期は「赤ちゃんに毎回泣かれるのがつらい」「授乳がうまくいく日がくるんだろうか」と授乳の時間がプレッシャーでつらかったです。
ただ、なるべく意識していたのは『こだわらない』ことでした。
母乳をあげたい、両方のおっぱいで授乳できるようにしたいなど、希望があっても体のことですからそのとおりいくとは限りません。
希望どおりできるように工夫や努力はしてみるけれど、うまくいかなかったら片方のおっぱいの分は搾母乳をあげる、完ミにするなど他の方法でいいかとおおらかに考えて、自分を追い詰めないようにしました。
私の場合、縦抱き授乳をしてみたらうまくいきました。それからはしだいに赤ちゃんも吸い方が慣れてきて成功率があがるように!焦らず気持ちに余裕があるときにいろいろ試してみたのがよかったです
体重増えてる?混合栄養でミルクを足す量がわからない
この時期に不安になることは赤ちゃんの体重が増えているかだと思います。
私は混合栄養のため授乳を5分ずつ、その後ミルクを足していました。退院後は80ml程度あげるのが目安とのことでしたが、50mlからなかなか増えませんでした。
(この時期は飲んでいる途中で寝てしまうことが多いのでどこまで起こして飲ませたらいいのか難しかった…)
赤ちゃんは1歳になるまでにだんだん体重が落ち着いてくるので増え過ぎについてはあまり気にしなくていいそうですが、目安量を飲めていないと体重が減ってないか心配になります。
思いきって産院の助産師さんに電話相談したところ、こころよくアドバイスをしていただきました。
<ミルクを足すときのポイント>
①うんちとおしっこが日に5回以上でていれば量が足りている
②おしっこが黄色くなければ脱水していない
③大人の食事と一緒でたくさん飲む時もあればそうでないときもある
④欲しがっていたら3時間間隔は気にせずミルクをあげていい
こういった細かい相談の電話をしていいものか迷いましたが、困ったら遠慮なく電話してくださいと言ってもらえて安心しました。とにかくひとりで悩まず行動することが大切だと気づいた出来事でした
育児情報に書いていない大切なこと
育児をしていると、さまざまな情報が入ってきます。新生児の体重増加は1日何g、この時期のミルクの量の目安は何ml、授乳の間隔は3時間…などなど。
育児をわかりやすくするための基準や平均値として書かれていますが、どうしてもその数字に縛られてしまいます。
でも育児で大事なのは「目の前の赤ちゃんをよく見る」こと。そして「赤ちゃんの成長のしかたはそれぞれ違う」ということ。
ミルクを目安量飲めていなくても、子どもが元気だったらそれでOKだったんです。
育児情報には書かれていないけれど、みんなそれぞれ個性があって、その子なりの成長をするという大前提をしっかりお母さんが理解するということが大切なんだと思いました。
私の産後の豆腐メンタル(マタニティブルー)との向き合い方
この時期に起こりやすいのがマタニティブルー。ネットでは豆腐メンタルなんて呼ばれることもありますが、妊娠中や出産後になる情緒不安定や集中力低下のことで、30〜50%の女性が経験するそう。
私も退院前日に、「わからないことだらけで子育てなどできるだろうか」という育児の不安や「この子は私が守らなくては」という赤ちゃんへの想いなどいろいろな感情があふれ号泣。「これがマタニティブルーか」と感じました。
その日以降、3週目頃まで急に胸がざわざわしたり、不安に駆られて落ち込んだり、理由もなく涙が出たり…ということがときどきありました。
私が実際にやってみて「こうすると気持ちがラクになった」と感じたことをご紹介します。
こうしたら豆腐メンタル(マタニティブルー)がラクになった
不安はとにかく吐き出す
マタニティブルーの理由はさまざまだと思います。育児への不安、睡眠不足、思うように動かない体…
私も退院後は育児の不安が強く、頼りになる助産師さんがそばにいないことで「これで合っているのかな」「誰かに『大丈夫』だと言って欲しい」と思っていました。
そんな時はなるべく育児の経験者である親や兄弟、友人などに悩みを聞いてもらうとラクになります。周りに頼れる人がいなかった場合でも、病院の助産師さんや自治体のサポートダイヤルなどを活用して欲しいです。(私も使いました!)
育児経験者でなくても、夫や友人に話を聞いてもらうだけでもとてもラクになります。
ここでのポイントは「アドバイスをもらう」のではなく「悩みを吐き出す」こと。
産後のメンタルが弱っている状態だと、他人の善意のアドバイスでも逆に傷ついてしまう場合もあります。
育児は2年で情報が新しくなると言われるので、自分に合わないアドバイスは「今はそういう育児方法じゃない」「私のやりたい育児と違う」と聞き流して、悩みを聞いてもらうことを中心に、参考になるアドバイスがあれば活用するといいと思います。
ニュースは見ない
これは助産師さんからアドバイスいただいたのですが、産後は必要以上に感情移入してしまうことがあるそう。事件のニュースやつらい状況を表現した映画やドラマは、その背景を想像してしまって余計に悲しくなってしまうそうです。
私も産後は子どもが事件にあうニュースなどを見るといろいろな想像をしてしまい以前よりもとてもつらく感じました。もしテレビなどを見るなら明るい話題のものがおすすめです。
まだ、体と心を休めることを優先に!
この頃になると少しずつ体が動かせるようになってきます。それまで動けなかったこともあって、いろいろ家事をしたりお出かけしてみたくなったりしますが、ここでうっかり活動し過ぎてしまうとすぐに体が疲れて心にも影響してしまいます。(私もこの時期動き過ぎてしまって疲れてドーンと落ち込んだ日がありました)
なるべく旦那さんや親兄弟など頼れる人がいたら頼って、家事をやってもらったり、話し相手になってもらうのがベスト。
もし難しい場合は、今だけと思って家事は最低限にして食事は宅配サービスなどを利用し、とにかく無理をしないようにしましょう。ママの心と体の健康が第一です!
私も義実家に食事を届けてもらったり、宅配サービスを利用しました
産後に頼りになる宅配サービス
Oisix有機野菜や特別栽培などを含む安心して食べられる食材や、 20分で主菜と副菜が作れる時短食材セット(Kit Oisix)など、 忙しい女性に簡単で美味しく安心安全な商品を購入できる 食材サービス。20分で主菜と副菜の2品ができるミールキットも販売しています。
ヨシケイ
毎日の夕食食材を自宅に届けるサービス。買い物や料理の時間をとるのが難しいときに、レシピと必要な食材を使い切りの量だけ届けてくれます。
60品の食事・スイーツから、お好きなメニューを自由に選べて、電子レンジで温めるだけの宅配お弁当。健康に配慮したヘルシーなメニューで人気です。
2週間健診の結果とお出かけグッズ
産後1週目が終わると2週間健診がありますね。とにかく毎日を乗り越えるのに必至で、ここまでがとても長く感じました。
2週間健診の結果と当日の赤ちゃんの移動手段、持ち物を紹介します。
2週間健診の持ち物と移動について
<持ち物>
・着替え1セット
・おむつ3枚(体重を測るときにおむつを取り替えていました)
・おしりふき
・母子手帳・診察券・助成券
産院までは車で数分の距離なので荷物は少なめ。子どもを抱っこ紐で連れて行くか迷いましたが、首がすわらないうちの抱っこ紐は少し不安だったのでおくるみにしました。
あとはミルクの時間を通院前に調整して、健診の途中で泣き出さないようにしました。お腹いっぱいのおかげで外出中はずっとぐっすり。おそらく出かけたことにも気づいていません(笑)
2週間健診の結果と相談したこと
体重は退院時3134gから3436gと約300g順調に増えていて安心しました。
助産師さんとの面会時間では、2週間健診の頃からシフト制育児(夫・私それぞれのワンオペ時間を作ることで睡眠時間を確保)をはじめたのでその場合の頻回授乳のやり方をアドバイスしてもらったり、日々の細かな気になったことを質問しました。
一番相談してよかったのは、夫の抱っこのしかたを見てもらったことです。なんとなく赤ちゃんが暴れたら落としてしまいそうな不安定さがあったので、助産師さんから的確なアドバイスをもらって完璧な抱っこになりました。
夫と私それぞれで助産師さんへの質問事項をメモしていきました!シフト制育児の体験談はこちら
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新生児期の「シフト制育児」の体験談と失敗を防ぐポイント
赤ちゃんが産まれると1〜3時間おきの授乳となり睡眠不足になりがち。新生児期にシフト制育児をおこなった体験談と注意点をまとめました。
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まとめ
生後1週間目に母乳やミルク育児で悩んだこと、産後の豆腐メンタル(マタニティブルー)をどうやって乗り越えたか、2週間健診はどんな感じだったかについてまとめました。
2週間健診を終えて体重増加がわかったり、助産師さんに相談をすることで気持ちがかなりラクになり、自分の育児に少し自信がついた週でした。
大変なことも、ひとつひとつ着実にクリアしていくのが大切ですね。
次回は生後2週間目のシフト制育児についてや、赤ちゃんとの接し方の変化についてまとめる予定です。
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【育児レポート|生後2週間目】シフト制育児に挑戦!赤ちゃんの接し方を変えて愛着形成
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