育児

出産レポート|予定日ぴったりに産まれた秘密や出産までの流れ

出産予定日当日に第一子の女の子を出産しました。

おしるし~当日までの流れを書いてみたので予定日ぴったりに産まれた秘密(?)やお産までの流れをまとめてみました。

これから出産をひかえている方など、「こういう出産もあるんだ」という参考程度に見ていただければと思います。

予定日ぴったりに産まれた秘密

まさかの予定日当日に産まれてくれた娘。

じつは予定日5日前の妊婦健診では子宮口がまったく開いていませんでした

いつもどおり医師から「1時間程度歩くように」と言われて帰ったのですが、「このペースでは42週まで産まれないのでは?」と心配になった私は散歩の他にあることをしました。

それは『声かけ』です。

おなかの中の赤ちゃんはママが服を着ていない状態なら光がわかると聞いたので、予定日3日前の朝、窓辺でお腹を少し出して「あと3日で予定日だよ。楽しみだね」と声をかけました。

するとその日のお昼におしるしが。偶然かもしれませんがびっくりしました。

それから予定日前日まで同じことを続け、おしるしはずっと続いていました。子宮口が広がっていることを願って・・・

予定日前日に変化が

声かけを続けた予定日前日。夕方に1時間ほど散歩をして、その後帰宅。(ちなみに散歩は毎日と言われていましたが2日に1回が限界でした)

ソファでゆっくりしていると胎動が激しくなり、赤ちゃんの位置が骨盤の下まで下がった感覚がありました。

どんな状態かというと、恥骨上に少しへこみがあってからおなかの丸みがはじまっていたのが、へこみがなくなり恥骨のすぐ上から丸みが。また、胸の下に余裕ができて常にお腹が空いている感覚がしていました。
なんとなく「これが赤ちゃんが下がるということかな?」と感じました。

おしるしも来て、赤ちゃんが下がって、順調に進んでいるかもしれないねと旦那と話をしながら就寝しようとしていたら、深夜1時頃から15分おきくらいの鈍い下腹部痛が。

いつもの前駆陣痛だろうと思いそのまま横になっていたら「コツン」という音

気のせいかなと思いつつも深夜2時頃トイレに行ったところ、トイレに鮮血が混ざっていました。

まさかの出血だったので危険な状態かと思い、あわてて病院に電話したところ「破水かもしれない」ということで病院にかかることになりました。

深夜3時、入院から分娩へ

あわてて入院の準備をして深夜3時に旦那に送ってもらうことに。

大きめのナプキンをしていましたがそれ以降水が流れるということはありませんでした。

病院につき、リトマスシートのようなもので破水かどうか確認してもらったところ、反応なし。

しかも驚くことに、3日前からおしるしがきていたにもかかわらず子宮口はまったく開いていなかったんです。(開いていると信じていたので衝撃でした)

おしるしだったのかもしれないとのことでしたがNSTをしている間に陣痛が来るかもしれないので少し様子をみることに。

NSTでは赤ちゃんも元気、陣痛も10分間隔で来つつありました。
血が出ていたことに不安があったのでとにかく赤ちゃんが元気なことにホッとしました。

そこで再度リトマスシートのようなもので破水のチェックをしたところ、今度は反応がありました。

(細かく説明すると、高位破水で1回目はトイレで破水の水が流れてしまい反応がなく、2回目は時間が経って水が少しずつ流れてきたから反応があったのではということ。危険な出血ではなく、高位破水したところにおしるしの血が混ざったようです)

5時にようやくNSTが終了して入院が確定しました。

6時から再度NSTをするということでいったん睡眠休憩となりましたが、5時半から陣痛の痛みが強くなり眠れず。
事前に調べていた陣痛の痛みを和らげるポーズをしたり、なるべく体力を温存するために陣痛がない間はなるべくスマホを触らず目を瞑るようにしていました。

とにかく最後のいきみのタイミングまでに消耗しないように、陣痛中は体力を温存することに気をつけていました。

そうして再度6時からNST再開。
私の様子を見て5時半から陣痛開始設定となりました。そのとき陣痛は3分間隔だったそうです。

9時、陣痛促進剤&バルーンでお産を急ぐことに

9時に医師の診察がありました。
破水後は48時間以内にお産をしないと感染症の危険があるのですが、子宮口はまだ1cmとなかなか開かないのでバルーンで子宮口を広げ、陣痛促進剤を使うことに。

陣痛促進剤は投与のしすぎを防ぐために30分おきに陣痛の様子を見ながら足していくのですが、促進剤を足さなくても12時ごろで子宮口5〜6cmに達し、順調に進みました。

陣痛中を乗り切るために事前に痛みを和らげるポーズを調べたり、音楽やアロマスプレーなどリラックスできるグッズを準備していたのですがNSTの器具や促進剤の点滴が付いているため分娩台から思うように動けず、痛みがきたら呼吸とできるかぎりの痛くない姿勢で乗り切る・・・という感じだったのが大変でした。

ちなみに陣痛の痛みを和らげるポーズは、YouTubeのはんなりママさんの動画を参考にしました!結局、分娩台の上ではできなかったので体を起こしてお腹に重力がかからないようにするのが精一杯でした・・・

呼吸法はちゃんと調べていなかったので助産師さんのいう通りに吸ってなが〜く吐く、をやりました。

生理痛くらいの痛みの時はかなり和らぎますが、陣痛が強くなってくると呼吸法がままならなくなってくるので事前に練習していたらもっと上手くやれていたのかもしれません。呼吸ができていないと赤ちゃんに酸素がいかず苦しくなってしまうのでとにかく必死で呼吸をしていました。

この陣痛の時間が一番大変で弱音を吐きそうになりますが、言霊という言葉があるようにネガティブな言葉を発すると陣痛が弱まってしまうことが本当にあると聞いたのでグッとこらえ、「赤ちゃんも私に会うために頑張っている」「一緒に頑張ろう」という気持ちに切り替えるように努力しました

余談ですが分娩室のテレビでWBCの決勝戦を点けていたのですがまったく観る余裕はありませんでした(笑)

14時子宮口全開、15時に出産

陣痛促進剤を足しながら順調に進み、14時には子宮口全開。

お産を進めるために人工破水をしてもらいました。(本当に風船が割れるように「ボン!」という音とバケツをひっくり返したような水が出ました。)

ずっといきみのがしをしていてしんどく、全開になってからも赤ちゃんが降りてくるまではいきめないと思って覚悟していたので全開とともに赤ちゃんが降りてきていて「いきんでいいよ」と言われた時は「やった!」と思いました。

会陰切開しなくて済むよう臨月からケアを頑張っていましたが結局切開することに。麻酔のちくっとした痛み以外は感じませんでした。

いきむときは余計な部分に力が入らないようにするために、目を閉じない・声を出さないというアドバイスに従い、繰り返しいきんで1時間ほどで出産。

取り上げた瞬間に産声を上げてくれて、本当に自分のお腹から赤ちゃんが産まれたという感動、元気でホッとした、などのいろいろな感情が湧き上がりました。今でもこのシーンを思い出すと涙が出てきます

陣痛促進剤を使ったり、人工破水からの先生にお腹を押してもらったり、頭が出た時点ですぐ取り上げてもらったりとたくさんのサポートをしてもらいましたが約9時間30分と初産にしては早い出産となりました。

その後は旦那と電話で出産報告。途中からスマホを見る余裕がまったくなかったので心配させていたようですが電話越しでも喜びと感動が伝わりました。コロナで立ち会いや面会ができなかったのが本当に残念でなりません。

お昼が食べられなかったので、すべての処置が終わった後に出していただいたおやつのみかんクレープがとっても美味しく感じました(笑)。

ここからが新しいスタート

自己満足のような記事になってしまいましたがどなたかの参考になれば幸いです。

想像以上に身内が娘の誕生を喜んでくれて、しょっちゅう顔が見たい・写真が見たいとせがまれすでに我が家のアイドルです。(うれしい♡)

私も例外ではなく出産から休む間もなく育児がスタートし試行錯誤の毎日ですが、娘の寝顔・泣き声すべてに癒やされています。

以上が私のお産の流れです。
育児で有益な情報がありましたらまたブログやInstagramにてシェアさせていただきますね。

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