地方移住

10年のブランクでも3時間で卒業できた!ペーパードライバー講習の体験談

私は運転免許を取得してから10年間一度も運転をしたことがありませんでした。

なぜかというと免許を取得してすぐに実家を離れて東京に引っ越し、車が不要の生活になったからです。

でも、このたび茨城に引っ越したのを機に10年越しにペーパードライバー講習を受けました!しかもたった1日、3時間の講習で卒業。

もし運転したいけどためらっている方がいたら、「意外となんとかなるよ!」ということを伝えたかったので記事にしました。気軽に読んでいただければと思います。

地方は車がないと服も買えないし遊びにも行けない

私は妊娠をきっかけに東京から茨城に引っ越しました。茨城は車社会なので運転は必須。

運転ができなくても、スーパーの近くに住むなどすれば生活をすることは可能ですが、大きめの駅でも駅近がそんなに発達しているわけではないので、ニトリやユニクロに行きたいときやちょっと美味しいお店に行きたいとき、どこかへ遊びに行きたいときは車がないと行くことができません。

何より子どもが急に体調を崩したりしたときに病院にすぐ連れて行けないのはとても怖いことなので、出産して体の調子が戻ってきたらすぐにペーパードライバー講習を受ける方法を探しました。

マイカーで練習できる民間のスクールに

ペーパードライバー講習は、教習所でやっているものと民間でやっているものがあります。

教習所は教習所まで赴いて、運転免許を取得するときにも使った助手席にブレーキがついている教習車で練習します。

民間でやっているものは、自宅近辺まで来てくれて教習車かマイカーかどちらで練習するか選ぶことができます。

私はマイカーに慣れたかったのでマイカー講習を選びました。

マイカー講習はどんな感じ?

私は「ペーパードライバープラス」という会社に講習を申し込みました。問い合わせフォームで住んでいる地域を伝えると、エリア担当(?)の方からメールが来てその方と日程調整などの詳細のやりとりをするかたちです。

そうして指導員さんに自宅まで来ていただいて講習がはじまりました。

ブレーキに棒をくくりつけて助手席からでもブレーキが押せるようにするので、マイカーでも危険なときはフォローしてもらえるので大丈夫です。

指導員はどんな感じ?

怖い先生だったら緊張してしまうな、と思っていましたが指導員さんは近所のおじさんといった感じで話しやすく、指導も要領を得ていて無駄がなくわかりやすかったです。間違えたときは理路整然と理解できるまで説明してくれました。

「バックで曲がるときは『水』の字を思い浮かべて、左に行くときは左、右に行く時は右にハンドルを切るんだよ」と教えていただいたのが今でも役に立っています。

講習の流れ

まずは人気のない広い駐車場で運転指導と駐車の練習

指導員さんが自宅近辺で練習プランを作成しておいてくれるので、それに合わせて進めていきます。

まずは指導員さんの運転で人気のない駐車場に移動し、車の操作について説明を受けます。

その後はさっそく自分で運転!駐車場を回って駐車、回って駐車を繰り返します。

教習所では車の窓にポールが見えたらハンドルを切る、という全然実践的じゃない駐車方法しか教わらなかったので実践的なやり方を知れてよかったです。

別の目的地まで自分で運転して移動

1時間ほど練習したら、いきなり路上で運転をします。

私は講習の申し込みの際に、『近くのショッピングモールまで運転できるようになりたい』と書いていたのでさっそくそのショッピングモールまで運転をすることになりました。駐車の練習をした場所からだいたい15分くらいの距離です。

駐車場しか回ってないのにいきなり路上だったのでこのときが一番怖かった・・・!

最初なので車通りの多い道は避けるルートにしてもらいました。

実際の道を通りながら、危険の予測の仕方や見るべきポイント、スピードの出し方などを説明してもらいます。

ブレーキ・アクセルのタイミング、アクセルをどのくらい踏む、ウインカーを出すなど・・・動作をひとつひとつ指示してくれるので意外と慌てずに運転できました。すっごく体に力が入っていましたが(笑)

目的地について駐車したらまた次の目的地へ

ショッピングモールで立体駐車場での駐車の練習をしたら、また次の目的地へ向かいます。

このときはバイパスを通って車線変更の練習がメインの指導でした。駐車場で車線変更の指導を受けてから出発。また15分ほどの距離を運転しました。

このときにはもう真っ直ぐ進むだけの道はリラックスして運転できていました。

車線変更も結局ぶっつけ本番なのでどきどきしました・・・

目的地に着いたら帰宅

目的地に着いたら駐車をし、自宅まで移動しました。

あまり難しくない、単純な道だったこともあり、指導員さんと雑談をしながら運転する余裕がありました。

最初は車体が右に寄っている、もっとスピードを出すなど運転しながらたくさんダメ出しされていましたがこのときには何も言われない時間が長くなっていました。

たくさん間違えても大丈夫?

もちろん事故にならないようにするべきですが、運転のプロの指導員さんがついているのでこういうときこそ失敗を恐れずしっかり指導してもらいましょう!

私も間違いというか、センターラインを踏みそうになっていたり、法定速度以下で走っていたり、左右の確認が足りないまま進もうとしたりいろいろな指摘をされました。でも指摘されたらちゃんとなおっていくので危険なこともありません。

運転中は事前にこの先に何があってどうするべきかを教えてくれるので全部自力でなんとかするということはないですし、本当にあぶない時はブレーキを踏んでくれたりハンドルをとってくれたりします。

指導員さんの胸を借りるつもりでいて大丈夫です。

3時間で卒業のお墨付き

指導員さんに今日の出来を見て追加で講習を受けた方がいいか聞いてみたところ、『追加講習は必要なし』と卒業のお墨付きをいただきました。

私は家の近所を運転できればいいという希望だったので、今後は主人の付き添いで運転して慣れれば問題なさそうとのことです。

10年ぶりの運転は講習3時間で再スタートを切ることができました!

課題はあるけど練習がんばってます!

ペーパードライバー講習を受けてからは、主人の休みの日はなるべく運転をするようにしています。1〜2週に1回は運転できているかな?

交差点が苦手だったり、スピードを出すのが怖かったり(不安になるとついスピードを落としてしまう)、駐車の感覚もまだ掴めてなかったり、後ろの車のプレッシャーに超絶弱かったり・・・課題はまだまだありますが地道に成長できています。

とりあえず近所の病院には行けると思うので最低限の目的は達成です。そろそろ一人で運転する機会をつくっていかないと。

まとめ

運転免許を取得してから10年間、一度も運転をしたことのない私がペーパードライバー講習を受けた体験談をまとめました。

車の運転ができると一気に行動範囲が広がりますし、たくさん買い物もできていい面がたくさんあります。旅行でも車でしか行けないような場所に行けますよね。

地方だと意外と車も多くなく、道が広かったりして運転しやすいですよ。

もし運転してみたいけどこわいなという方、ペーパードライバー講習が気になっている方の参考になれば幸いです。

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